ビタミンKの作用は大きく2つに分けられると思います。
一つは血液の凝固作用で、それに必要な成分(凝固因子といい、全部で17種類ある)の中の、7つの成分を作る時にビタミンKが必要です。
この内、5つは凝固に必要で2つは凝固を抑えるのに必要です。
ですから、ビタミンKは単純に血液を凝固させるのではなく、普段は凝固を抑えるようにも働いています。
つまり、作用に表と裏があることになります。
怪我をすれば、バランスは凝固に傾き、普段は凝固しないようにしているともいえます。
もちろん、凝固因子も普段は働かないように活性を持っていません。
出血すると、活性型となります。
もう一つのビタミンKの作用はビタミンDと似たカルシウムとの関係です。
血液の凝固にもカルシウムは必要ですが、最近、骨の石灰化にビタミンKが関係しているのではないかという研究が行われ出しました。
エキナセアなどのサプリを飲んでいるという方なら、きっとこのような話はご存知でしょう。